宇宙の真実

現代の宇宙理論の基礎となっているのは、アインシュクインの「特殊相対性理論」である。
これはいったい、どんな理論なのだろうか?

 

特殊相対性理論のヒントとなったのは、アメリカのマイケルソンとモーリーの発見。ふたりは、光の速度を正確に測定するのに成功し、ニュートンカ学では相対的なものとされていた光の速さが、じつは不変だということに気づいたのだった。
アインシュタインは、この光速度不変の事実を原理として、ニュートンカ学を覆す新しい原理をつくりあげた。これが、特殊相対性理論である。

 

先速を不変とすると、時間や空間が伸ぴたり縮んだりするものとなる。

 

たとえば、先速に近い速度で飛んでいる宇宙船の中で、床と天井に鏡を置いて光を往復させるとする。

 

宇宙船の中にいる人間には、光は上下に往復しているようにみえるが、宇宙船の外からその光をみた人がいれば、光はななめに、長くみえる。つまり宇宙船の中でみても、外でみても、先速が不変だとすれば、光が同じ回数往復するのに要する時間が、光が長くみえた分だけ、宇宙船の外のほうが長くなる。

 

つまり、特殊相対性理論では、光が変化しないため、時の刻み方そのものがゆっくりとなるわけだ。

 

だから宇宙船で10年すごして、地球に帰ってくれば、100年たっていた――
などということもありうるのである。

 

また、相対性理論で有名なのが、「E=mc2」の公式。Eは子不ルギーで、mは質量、cは光速をあらわし、物体内にある子不ルギーは質量と光速の二乗の積に等しいというもの。