宇宙の真実

宇宙の万物を支配する4つの力とは何か?

この宇宙は、物理学でいえばわれわれの目にみえない4つの力によって支配されているという。
といっても、別に神様だとか、宇宙人だとかいうわけではない。宇宙における万物のふるまいを支配する四つの力のことで、「重力」「電磁力」「粒子のふるまいを支配する強い力」「粒子のふるまいを支配する弱い力」である。

 

重力は、この4つの中でもっとも弱い力だが、その到達距離は無限。弱い力とはいっても、物体に原子をひとつずつ付けくわえていくと、その分だけ着実に増えるから、物体が目にみえるほど多くの原子をふくむようになれば、大きな効果をもつようになる。

 

これは、人間が手のひらにものをのせたときに重みを感じるという点で、かんだんに説明できる。

 

電磁力の場合は、重力よりも強く、しかも到達距離は無限。原子や分子を結びつけている力が電磁力である。

 

残りのふたつについては、ちょっとむずかしいが、原子よりも小さな尺度での粒子のふるまいを支配しているものである。ただ、このふたつに関していえば、極めて短い距離までしか届かないので、原子核の直径よりも大きい距離では、なんの影響も及ぼさない。

 

ただ、一方は、近い距離であれば、重力や電磁力よりも強い力をもち、もう一方は電磁力にはかなわないまでも、重力よりは強い力をもつ。この力の強さで、「粒子のふるまいを支配する強い力」と「弱い力」というふうに分けられているのである。

 

われわれの目にはみえない四つの力だが、この宇宙に存在する万物のふるまいは、すべてこの四つの力によって支配されている。どれが足りなくても、いまのような宇宙は存在しえなかったということなのである。