宇宙の真実

星と星の間は真空?それともなにか存在する?

地球の大気圏を抜けた宇宙には空気がない。
ロケットに酸素を積んでいかなければ、生き物はあっというまにおだぶつだ。なるほど、宇宙は“超高真空”だという。

 

人間は、人工的に真空空間をつくりだすことができるが、宇宙のそれはとてもつくりだせないといわれている。

 

それでは、星と星のあいだは、厳密な意味で真空なのだろうか?

 

地球の大気中には、さまざまな物質がふくまれている。窒素分子や酸素分子は、驚くなかれ、1立方センチメートルあたりに1兆個のさらに1000万倍もある。

 

地球以外に目をむけてみると、太陽では、水素原子の数が、1立方センチメートルにわずか0.1個しかない。また、星間分子雲(暗黒星雲)では、1立方センチメートルに水素分子が1万個である。

 

これらの水素原子や水素分子などを「星間ガス」というが、星と星のあいだにはこういった物質が浮遊しているのである。

 

ガスの濃い薄いは場所によってちがうが、仮に範囲を銀河系だけに限定したとすると、星の質量の10パーセント、太陽の質量の100億倍もある。